「鑑定のあとに喜んでもらえたのに、2回目の申し込みにつながらない」「新しいお客様を探し続けるのに疲れてしまった」。有料鑑定を始めて少し経つと、こうした悩みを持つ占い師の方は少なくありません。
この記事は、タロットや西洋占星術、数秘術などで個人鑑定をしている方、これから鑑定を続けていきたい方に向けたものです。結論からお伝えすると、占い師がリピーターを増やすには「鑑定の満足度を上げる」「次に相談するきっかけを用意する」「鑑定していない日も思い出してもらう」の3つを、無理なく続けられる形で整えることが大切です。特別なテクニックよりも、毎回の鑑定と日々の発信を丁寧に積み重ねることが、結果的に「またお願いしたい」につながります。
占い師にとってリピーターが大切な理由
新しいお客様に見つけてもらうには、発信や募集、プロフィールの改善など多くの手間がかかります。一方で、一度鑑定を受けて信頼してくれた方は、悩みが出てきたときに自分から相談に来てくれる可能性があります。
- 集客の負担が軽くなる:毎回ゼロから新しい方を探さなくてよくなり、鑑定の準備に時間を使えます
- 鑑定の質が上がりやすい:前回の相談内容や背景を知っているので、話が早く、より踏み込んだ読み解きができます
- 口コミや紹介が生まれやすい:満足して何度も利用している方は、身近な人に紹介してくれることもあります
- 収入の見通しが立てやすい:毎月一定の相談があると、活動の計画を立てやすくなります
ただし、リピーターを増やすことは「依存させること」とは違います。相談者が自分で考え、行動できるように支える関係こそが、長く信頼される占い師の土台になります。この点はあとでも触れます。
リピーターが増えない主な原因
2回目につながらないときは、鑑定の腕だけが原因とは限りません。よくある原因を整理すると、次のようになります。
| 原因 | 相談者側の気持ち | 見直すポイント |
|---|---|---|
| 結果だけを伝えて終わっている | 「で、どうすればいいの?」が残る | 具体的な行動のヒントを添える |
| 次に相談するタイミングが分からない | また頼みたいが、いつ頼めばいいか迷う | 次回の目安を一言伝える |
| 鑑定後に接点がない | 時間が経つと存在を忘れてしまう | SNSでの定期的な発信 |
| 申し込み方法が分かりにくい | どこから頼めばいいか探すのが面倒 | 窓口を一つにまとめる |
| 前回の内容を覚えていない | また一から説明するのが負担 | 鑑定メモを残しておく |
どれも小さなことですが、相談者から見ると「また頼みたい」と「わざわざ探して申し込む」の間にある壁になっています。この壁を一つずつ低くしていくのが、リピーターを増やす近道です。
占い師がリピーターを増やす方法5ステップ
ここからは、今日から取り組める具体的な方法を5つのステップで紹介します。
ステップ1:鑑定の最後に「行動のヒント」を添える
カードや星の配置を読み解いた結果だけでなく、「今週は自分から一言連絡してみる」「焦って決めず、来月まで様子を見る」など、相談者が実際にできる小さな行動を添えましょう。結果を受け取ったあとに何をすればいいかが分かると、鑑定の満足度は上がりやすくなります。鑑定文の構成については占いの鑑定文の書き方も参考にしてください。
ステップ2:次に相談する「目安」を伝える
押し売りに感じられない範囲で、「状況が動きそうな3か月後に、もう一度流れを見てみるのもおすすめです」のように、次回の目安を伝えておきます。相談者が「この時期にまたお願いしよう」と思い出すきっかけになります。必ず再依頼を求めるのではなく、あくまで選択肢として伝えるのがポイントです。
ステップ3:鑑定メモを残しておく
相談内容、占った結果、伝えたアドバイス、相談者が気にしていたことを簡単に記録しておきましょう。2回目の相談で「前回お話ししていたお仕事の件、その後いかがですか」と声をかけられると、相談者は「覚えていてくれた」と安心します。個人情報を含むため、メモの保管場所や管理には十分注意してください。
ステップ4:鑑定後のフォローを一度だけ入れる
利用しているサービスのルールの範囲で、鑑定のお礼や「その後いかがですか」という短いメッセージを一度送るのも効果的です。何度も連絡すると負担に感じられることがあるので、回数は控えめにしましょう。ココナラなどのプラットフォームでは、サービス外での直接のやり取りに誘導することが規約で禁止されている場合があります。フォローは必ず利用中のサービスの規約に沿って行ってください。
ステップ5:SNSで「思い出してもらえる場所」をつくる
鑑定が終わったあとも、相談者があなたを思い出せる場所があると、次の相談につながりやすくなります。そこで役立つのがSNSでの発信です。今週の流れ、カードからのメッセージ、鑑定でよくある相談のテーマなどを定期的に投稿していると、相談者のタイムラインにあなたの名前が自然に表示されます。
Threadsは文章中心で、占いやスピリチュアルの言葉と相性のよいSNSです。占い師のThreads活用については占い師のSNS集客はThreadsからで詳しく紹介しています。
リピーターにつながる発信のコツ
SNSの発信は、新しい方に見つけてもらうだけでなく、すでに鑑定を受けた方との関係を続ける役割も持っています。次のような投稿を意識してみましょう。
- 時期に合わせた投稿:新月・満月、季節の変わり目、月初めなど、相談者が「今の自分」と重ねやすいタイミングで発信する
- よくある相談への考え方:個人が特定されない形で「最近多いご相談」をテーマにし、占い師としての考え方を伝える
- 鑑定の受付状況のお知らせ:受付日や枠の案内を定期的に出し、申し込みの窓口を分かりやすくする
- 人柄が伝わる投稿:占いを学んだきっかけや大切にしていることを伝え、安心して相談できる人だと感じてもらう
大切なのは、たまにまとめて投稿するよりも、無理のないペースで続けることです。鑑定の合間に毎日投稿するのが難しい場合は、時間のあるときに数日分をまとめて書き、予約投稿を使うと続けやすくなります。BBBに無料登録すると、Threadsの投稿を日時を指定して予約できるので、鑑定に集中したい日も発信を止めずに済みます。
また、信頼されるための言葉選びも欠かせません。断定的な表現や不安をあおる言い方は、かえって離れていく原因になります。詳しくはスピリチュアル発信が怪しいと思われない7つのコツを参考にしてください。
やってはいけないリピーター獲得の注意点
リピーターを増やしたい気持ちが強くなると、相談者のためにならない方法を選んでしまうことがあります。次の点には注意しましょう。
- 不安をあおって再相談を促さない:「このままだと悪いことが起きる」など、恐怖心で申し込みにつなげるのは避けましょう
- 依存させない:小さな決断まですべて占いに頼るようになっている相談者には、自分で考える力を尊重する声かけをしましょう
- 健康・お金・法律の問題を断言しない:体調や大きなお金の判断、法的なトラブルは、医師や専門家への相談をすすめるのが誠実な対応です
- 高額な追加メニューを強くすすめない:相談者が望んでいないものを繰り返しすすめると、信頼を失います
- プラットフォームの規約を守る:外部への誘導や直接取引の禁止など、利用中のサービスのルールを確認しておきましょう
長く選ばれる占い師は、「また相談したい」と思われると同時に、「この人なら安心できる」と感じてもらえる人です。短期的な売上より、信頼を積み重ねることを優先しましょう。料金の見直しを考えている方は占いの料金設定の決め方もあわせてご覧ください。
まとめ
占い師がリピーターを増やす方法をまとめると、次のとおりです。
- 鑑定の最後に、相談者が実際にできる行動のヒントを添える
- 押し売りにならない範囲で、次に相談する目安を伝える
- 鑑定メモを残し、2回目の相談で前回の内容に触れる
- 規約の範囲で、鑑定後のフォローを一度だけ入れる
- SNSで定期的に発信し、思い出してもらえる場所をつくる
どれも一度に完璧にする必要はありません。まずは次の鑑定で「行動のヒント」と「次回の目安」を伝えることから始めてみてください。発信を続ける仕組みが欲しい方は、BBBに無料登録して、Threadsの予約投稿を試してみるのもおすすめです。
よくある質問
リピーターを増やすには、初回の料金を安くしたほうがいいですか?
初回だけ価格を抑えて試してもらう方法はありますが、安さだけでは2回目につながりません。2回目の料金との差が大きすぎると、通常価格で申し込みにくくなることもあります。初回の満足度を高めることを優先し、料金はご自身の時間と手間に見合う設定にしましょう。
鑑定後に相談者へ連絡するのは、しつこいと思われませんか?
お礼や「その後いかがですか」という短いメッセージを一度送る程度であれば、負担に感じる方は多くありません。返信がない場合に何度も送ったり、追加の鑑定を強くすすめたりするのは避けましょう。また、利用しているサービスの規約で連絡方法が決められている場合は、それに従ってください。
SNSのフォロワーが少なくても、リピーター獲得に役立ちますか?
役立ちます。リピーターにつなげる目的では、フォロワーの数よりも「鑑定を受けた方が見てくれているか」が大切です。少人数でも、定期的な発信で受付状況や考え方を伝えていれば、相談したいタイミングで思い出してもらいやすくなります。