「フォロワーがまだ数百人しかいないのに、商品なんて売れるのだろうか」「フォロワーを増やしてからでないと、販売は早いのでは」と感じている、SNS副業を始めたばかりの方に向けた記事です。
先に結論です。売れるかどうかを左右するのは、フォロワーの数よりも「この人の話なら聞きたい」と思ってくれる人がどれだけいるかです。小さなアカウントでも選ばれやすいのは、①売る相手を1人に絞る → ②悩みを集める発信をする → ③悩みに合う小さな商品を用意する → ④プロフィールと導線を整える → ⑤売り込まずに告知するという流れです。この記事では、この5ステップを具体例とあわせて解説します。
※収入の額や売れることを約束するものではありません。販売サービスやSNSの規約・機能は変わることがあるため、利用前に各サービスの公式ヘルプで最新の情報を確認してください。
フォロワーが少なくても売れる人・売れない人の違い
フォロワーが多くても商品がほとんど売れないアカウントもあれば、フォロワーが少なくても相談や購入が続くアカウントもあります。違いは「誰に・何を・どう届けているか」がはっきりしているかどうかです。
| 比べるポイント | 売れやすい小さなアカウント | 売れにくいアカウント |
|---|---|---|
| 発信の相手 | 「〇〇で悩んでいる人」と1人に絞っている | 誰にでも向けた一般的な話が多い |
| 投稿の中身 | 自分の経験や具体的な手順がある | どこかで見たまとめ・名言が中心 |
| 読者との関係 | 返信やコメントでやり取りがある | 投稿しっぱなしで会話がない |
| 商品 | 読者の悩みに合わせた小さな商品 | 自分が売りたいものをそのまま出す |
| 導線 | プロフィールから商品まで迷わず進める | どこで買えるのか分かりにくい |
フォロワーを増やす努力も大切ですが、数が増えても「濃さ」がなければ売上にはつながりにくいのが現実です。逆に言えば、フォロワーが少ないうちから「濃さ」を作っておくと、数が増えたときにも売れやすいアカウントになります。
ステップ1:売る相手を「1人」に絞る
小さなアカウントがまずやるべきことは、発信の相手を具体的な1人に絞ることです。相手がぼんやりしていると投稿も商品も一般的になり、「自分のことだ」と感じてもらえません。
相手の決め方の例
- 状況:会社員で、平日は夜に30分ほどしか時間がない
- 悩み:SNSを始めたが、何を投稿すればいいか分からない
- 理想:無理なく続けて、いつか小さな収入につなげたい
- 今の行動:毎日ほかの人の投稿を見て、比べて落ち込んでいる
おすすめは、少し前の自分を相手にすることです。自分が通ってきた道なので、悩みの細かいところまで想像でき、言葉にも実感がこもります。ジャンルそのものに迷っている場合は、SNS発信のジャンルの決め方もあわせて読んでみてください。
ステップ2:悩みを集める発信をする
相手が決まったら、その人の役に立つ投稿を続けながら「どんなことに困っているか」を集めていきます。この段階で集めた悩みが、そのまま商品のテーマになります。
悩みが集まりやすい投稿の型
- 体験談:「自分も最初はこれで失敗しました」という具体的な話
- 手順:「〇〇するときは、この3つを順番にやると楽です」
- 問いかけ:「〇〇でいちばん困っていることは何ですか?」
- あるある:「〇〇な人がやりがちなこと」で共感を集める
反応の数が少なくても気にしすぎる必要はありません。1件の返信やコメントにこそ、ヒントが詰まっています。届いた返信には丁寧に返し、会話を重ねていくことで「この人は話を聞いてくれる」という信頼が生まれます。返信の使い方はスレッズの返信のやり方で詳しくまとめています。
また、悩みを集めるには発信を続けること自体が前提になります。毎日その場で投稿を考えるのがつらい場合は、時間のあるときにまとめて書いて予約しておくなど、無理なく続く仕組みを先に作っておきましょう。
ステップ3:悩みに合う「小さな商品」を用意する
フォロワーが少ないうちは、いきなり高額な商品を出すよりも、悩みを1つだけ解決する小さな商品から始めるほうが選ばれやすくなります。買う側にとっても「試しやすい」からです。
| 商品の例 | 向いている人 | ポイント |
|---|---|---|
| PDFのチェックリスト・テンプレート | 手順やノウハウを持っている人 | 作りやすく、すぐ使える |
| noteなどの有料記事 | 経験談をまとめるのが得意な人 | 無料部分で中身を見せられる |
| 個別の相談・添削 | 一人ひとりに合わせて答えられる人 | 少人数でも満足度を出しやすい |
| スキル提供(画像作成など) | 作業スキルがある人 | フォロワー数より実績が見られる |
とくに個別の相談や添削は、フォロワーが少ない時期と相性が良い形です。少人数に深く関われるので、感想や実績が集まりやすく、次の商品づくりのヒントにもなります。商品の作り方や販売場所の選び方はコンテンツ販売の始め方、有料記事についてはnoteの有料記事の売り方も参考にしてください。
ステップ4:プロフィールと導線を整える
投稿を見て興味を持った人は、まずプロフィールを見に来ます。ここで「誰の・何の役に立つ人か」「どこで商品を見られるか」が分からないと、せっかくの関心が離れてしまいます。
導線のチェックポイント
- プロフィール:誰向けに何を発信しているかが1〜2行で分かる
- 固定投稿:自己紹介や、商品・相談の案内を載せている
- リンク先:商品ページや申込みページに迷わず進める
- 受け皿:すぐに買わない人のために、LINEなどでつながれる場所がある
フォロワーが少ないうちは、1人の「気になる」を取りこぼさないことが何より大切です。プロフィールはスレッズのプロフィールの書き方、固定投稿はスレッズの固定投稿のやり方、LINEへのつなぎ方はスレッズからLINEへ誘導する方法で解説しています。
ステップ5:売り込まずに告知する
商品の準備ができたら、いよいよ告知です。ただし、告知ばかりが続くと読者は離れてしまいます。ふだんの役立つ投稿の中に、ときどき案内を混ぜるくらいのバランスを意識しましょう。
売り込みに見えにくい告知の例
- 制作の裏側:「よく質問される〇〇を、1つにまとめています」
- 感想の紹介:「先日相談してくださった方から、こんな声をいただきました」(本人の許可を取ったうえで)
- 悩みとのつながり:「〇〇で困っている方向けに、手順をまとめたものを用意しました」
- 人数の明示:「今月は3名さまだけ、個別にお受けします」(実際に対応できる人数で)
注意したいのは、「必ず稼げる」「誰でも成功する」といった断定や、根拠のない数字を使わないことです。信頼を損なうだけでなく、表示に関するルールに触れるおそれもあります。また、他社の商品を紹介して報酬を受け取る場合は、PR表記が必要です。詳しくはステマ規制とSNS副業のPR表記を確認してください。
小さなアカウントでやりがちな失敗と対策
| よくある失敗 | 対策 |
|---|---|
| フォロワーが増えるまで販売を先延ばしにする | 小さな商品や相談から、早めに試してみる |
| 反応の多い投稿だけを追いかけて、相手がぶれる | 「1人の相手」に合っているかで投稿を選ぶ |
| 商品が売れないとすぐに値下げする | まず「誰向けか」「中身が伝わっているか」を見直す |
| 告知を1回しかしない | 角度を変えて、期間をあけて何度か案内する |
| 発信が途切れて信頼が積み上がらない | まとめて書いて予約するなど、続く仕組みを作る |
小さなアカウントの強みは、一人ひとりと近い距離でやり取りできることです。大きなアカウントにはできない丁寧さを武器にすると、フォロワーの数に左右されずに選ばれる理由が生まれます。
発信を続ける手間を減らしたい方には、Threadsの予約投稿・自動投稿ができるBBBも役立ちます。時間のあるときに投稿や告知をまとめて準備しておけるので、ふだんは読者との会話に時間を使えます。BBBに無料登録して、無理のない発信の仕組みづくりに使ってみてください。
まとめ
- 売れるかどうかは、フォロワーの数より「この人の話を聞きたい」と思ってくれる人の濃さで決まる
- 売る相手を「少し前の自分」のような1人に絞ると、投稿も商品も具体的になる
- 返信やコメントで悩みを集め、それに合う小さな商品から始める
- プロフィール・固定投稿・リンク先を整えて、1人の関心を取りこぼさない
- 告知はふだんの投稿に混ぜ、断定や根拠のない数字は使わない
よくある質問
フォロワーは何人くらいいれば売り始めていいですか?
決まった基準はありません。人数よりも、投稿に返信やコメントをくれる人がいるか、悩みを聞けているかのほうが目安になります。数十人でも、悩みがはっきりしている人がいれば、相談や小さな商品から試してみる価値はあります。
売り始めたらフォロワーが減りませんか?
告知ばかりになると離れる人もいますが、ふだんの役立つ投稿を中心にして、ときどき案内を混ぜる程度であれば大きな心配はいりません。むしろ、悩みに合った商品の案内は「それが欲しかった」と喜ばれることもあります。
最初の商品は無料にしたほうがいいですか?
無料のプレゼントや無料相談は、関係づくりのきっかけとして役立ちます。ただし、無料ばかりが続くと有料に切り替えにくくなることもあります。人数や期間を決めて無料で試してもらい、感想を集めてから有料の商品につなげる流れがおすすめです。